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攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone 感想的な何か

先週観に行ったんだけど,感想ものはどうしてもボリュームが大きくなって時間が掛かる(汗)

2013年という1年間というスパンで新たな物語を紡いだ攻殻機動隊ARISE
大好きな作品なのであえて心を鬼にして厳しい意見を言わせてもらうゾ...

今回の劇場版の攻殻であって攻殻ではない作品だと思う.
黒歴史...とまでは行かないが下手なオマージュ作品という印象が強いというのが正直な感想.はっきりいって押井監督,神山監督が創り上げてきた攻殻のクオリティーには遠く及ばないモノになってしまった.
そういう意味では期待には応えれていなかったし,非常にガッカリした.
そんな訳で「どうしてこうなってしまったんだろうね?」っていのうもの込みで感想と総評行きますよ!

攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone(★★☆☆☆)※クオリティー的には(★×3)


・物語
『擬似記憶』,『ファイヤー・スターター』,『ハリマダラ重工』,『クザン共和国』
border1~3までに積み上げてきた,擬似記憶のウイルスプログラムとサイバーテロが中心に描かれる.
・個ではなく集団での記憶改竄
・記憶の不確かしさ
・自我の形成
電脳化世界という社会形成がバックボーンにあるからこそできた問題提起だと思った.また,この問題提起だけで話が留まらない所とか,かなりカロリーを消費する作品でしたわ.

・さて,そんじゃ感想行きますか!
1)とにかく分かりづらいテーマ
メッセージ性云々というより,この物語は何を伝えたかったのか凄い不明瞭な所がかなり痛かった.
・電脳化?ゴーストの定義?擬似記憶?
・9課にスポットを当てたかったのか?
・素子の成長録?
恐らくこの3つを伝えたかったんだろうけど
どれも中途半端に描かれていたせいで,どれが言いたかったのか?という感じになってしまった.これは僕の理解力が乏しいってのもあるのかもしれんが,説明不足も,尺不足も否めなかったよね?

2)脚本のわかりづらさ
この辺はイノセンスに通じるモノもあるんだけど,「違うだろ」と言いたいw
以前,公開されていたマルドゥクで薄々気づいていたんだけど
沖方先生の頭が良すぎるせいで,恐らく映像化する作業者が100%アニメーションとして落とし込めてないんじゃないかと危惧するレベル.
例えば,エマとブリンダのやりとりを『オズの魔法使い』のカカシとブリキにあてはめて進行していたけど
エマ⇒脳をニューロチップに置き換えて義体化しなければ生きられず,補助電脳で生き残る
ブリンダ⇒エマと同じ症状を持つもののゴーストダビング

これにも補足が無さすぎて視聴者置いてけぼりだったよなー.
何か具体的な画の描写があれば少しは補完できるものの,全部台詞まわし,もしくは比喩表現で表現されるだけなので劇中理解するのにかなり苦労した.そもそもニューロチップって観てる人の何人が理解していたのか,激しく謎である.

3)構図の複雑さ
陸軍情報部にブリンダがスカウトされ,クルツ中佐付きの電子戦技官にエマが配置され.この両方を追うのが9課って構図なんだが,この三つ巴が激しくわかりづらい...
陸情は誰を追ってるのか?エマもどいうポジションなのか?
この辺が陸情に至っては終盤のワンシーン?のみでの回収
エマ本人も誰かに向けて説明をする訳でもないため
観てる側にボールをぽーんと投げつけられて続ける錯覚を覚えてしまった.

総じて言うとわかりづらいんですよ(笑.

・見所的な
唯一の見所はラストのボマーがケーキを持ってる所でしょうか?
...というのは冗談で(笑
アクションは良かったね!ホントARISEで唯一評価できる点だよなぁ
素子とバトーが銃を入れ替えて背中合わせになるシーンとかはカッコよかったねw
まぁ,ただ盛り上がるシーンもコマ切れだったから,この辺の構成はどうにかして欲しかったかな?

・総括
「公安9課という組織,総じて素子の未熟さを表現をする」
という意味では及第点を取れていた作品だったかもしれないが
やはり今まで積み上げてきた攻殻というブランドの前ではそんなもの糞みたいなものだったわ.
完全に名前負け,僕はこのARISE4作品みるんだったら
SACの第2話『暴走の証明 TESTATION』を4回観た方が遥かに面白いと思えるよ.
非常に厳しい意見かもしれないけど,脚本,音楽,映像,どれもSAC,イノセンスを超える部分はないと思う.
また,4部作もやって(期待させといて)これっていうの部分も正直ある.この辺は戦略ミスなんだろうなー.
失敗とまでは行かないがファンとしては残念に結果に終わってしまい残念でならない.
次は2015年に新劇場版が公開されるそうな.朗報なのか朗報じゃないのかさっぱりだよw
頼むから,次はキャスト元にも戻して,音楽に菅野よう子,監督に神山,押井先生カムバックしてくれ!

そんな感じのARISEでしたー!
とりあえず,おとなしく劇場で購入したBlu-rayをもう一度見直してみるかなー?

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坂本真綾、塾一久 他

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