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四畳半神話体系

森見登美彦さんによる,‘四畳半神話体系’を読んでみたので感想を記録.

とりあえず,この著者,森見さんの経歴に驚くw
京都大農学部卒で同大学の修士まで行っちゃた人.
ちなみにまだ20代
才能にあふれた人って,やっぱ教養があるもんだなと再確認.

名前を聞いたことのあるレベルの著書として,‘太陽の塔’,‘有頂天家族’があげられる.
まぁ,有名だけど読んだことないんで,図書館とかいって借りて読んでみようかな?

そもそも,この本を読むキッカケとなったのがこの‘四畳半神話体系’が4/22からノイタミナでアニメ化するそうな.
アニメ化するならば・・・
といった,不純?な動機w

読んでみるとこの本,並行世界を主題にした小説w
出てくる登場人物,出てくるものなどは同じ,そして各章ごと同じ結末.
同じ内容で飽きるじゃないかと思うが・・・
そんなことはないw,∞8がヒドイだけです.

この小説は,起承転結の‘承’,‘転’の部分をごっそり変えて話を展開していくため話自体に飽きはこない.
さらに,各章を読み進めていくたびに登場キャラクターの関係が徐々に紐解かれていく様子はよく出来てるなと関心するばかり.

著者の独特な2重否定の文章もいいアクセントになってるかな?
たとえば,‘十人中八人が妖怪と間違う.残りの二人は妖怪である’など.

また,並行世界としての話の落ちも,すばらしかった.
決して,夢落ち,超常現象がどうとかという,いわゆる超展開というくだらない落ちではなく
ファンタージーに徹していたところには好感がもてたなw

まぁ入り口が不純な動機であったけど結果として読んでみたら,この本すげー手法で小説が構成されていたんで感動した.なんか,社会に受け入れられる受け入れられないにかかわらず,「文学にも色んな書き方があるんだな」と勉強になりました.アニメの方はどうなってるのかね?

また,作者が
4つのifストーリーパターンがあるけど,どうしよう?
全部載せちゃえwみたいなノリで書いてたら面白いんだけどなw

では,最後に印象に残る文章を記録
‘可能性という言葉を無限定に使ってはいけない.我々という存在を規定するのは,我々が持つ可能性ではなく,我々がもつ不可能性である’

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
(2008/03/25)
森見 登美彦

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Author:dogachi
基本は電波で,私のくだらない日常を描くこの日記
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